大久野島探訪その2兎

さて、おまたせしました。
大久野島探訪レポその2兎始まりました。

今回は島内の山（と言っても険しくないハイキング程度の小さな山）にある旧陸軍の軍事施設跡や明治時代の軍遺跡を巡るレポになります
( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟ陸軍
( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟ陸軍

そしてこの画像は休暇村を出てすぐのところにある第一桟橋。
古くて小さなものですが、今でも朝晩の2便だけ（だっけ？）はここから船が発着してます。
いい釣りスポットだそうで、この時も桟橋の影に隠れているところに釣り人の姿がありました(笑)
レポ内容は続きをクリック

 

大久野島島内は休暇村の送迎バス以外は車両の通行が禁止されており、レンタルサイクルは休暇村より時計回りでの通行を義務付けられているそうな。
でも、徒歩の俺たちにはそんなの関係ｎ（ｒｙ
てなわけで、半時計回りに島を巡っていきます。

送迎バスの来た道を戻るかのように進み、先ほどの第一桟橋を超え

鉄塔の横を左へと

ここから中部砲台跡や展望台のある島のちょうど中心部までは、アスファルトで舗装された遊歩道が続きます。
坂もそこまでなくて歩きやすいので小さなお子様でもだいじょーぶ！闇霊4歳ちょい前だったけどさくさく歩けたし！
また、この辺は休暇村前に次いで大きなコロニーがある第二桟橋のすぐ側なので歩くたびにうさぎがわさわさ寄ってきます(笑)


ここら辺のうさぎはなつっこくて、すぐ後ろ足だけで立ち上がるおねだりポーズをしてきますよ(´∀`)
あんまり飢えてなさそうなので、生野菜は山の方のうさぎにやろう。そんなわけでペレットぱらぱら
それでもあっという間に完食しておかわりをねだられましたけども(笑)

休暇村の地図やハイキングコース地図なんかを見ると結構距離があるように思えますが、南部砲台跡はこの鉄塔を曲がって5分も歩かないうちに…


すぐに見えてきます。


南部砲台跡の掩蔽棲息部は殆ど埋まっており、また危険なので柵あり。それでも、SIREN2のステージで見たあのレンガ造りとアーチ天井部を見るとテンションが自ずと上がるぅ↑
この先に砲台が設置されていた砲台跡があります。


砲台跡と闇霊


闇霊が走っていった階段の上にある砲台座


階段更に上った真上から

これは明治時代に建てられたもので、その頃この大久野島は要塞としての役割があったそうです。
幸か不幸か、この砲台は一度も使われることなくそのお役目を終えたそうな。

そしてここでハプニング発生！

画像の階段上に降り立った三人

蝦蛄「よし、降りるか」
闇霊「きゃっきゃっきゃ♪（駆け降りる）」
長芋「飛び降りた方が早くね？」



















飛び降りた方が早くね？










(ﾟдﾟ)＜ま、まじで…？危なくね？
(ﾟ∀ﾟ)＜いける気がする！
(；ﾟдﾟ)＜な、なら飛んでみる…？

そして長芋が助走をつけて…一気に



I can fly!!（シュバッ）


・
・
・
・
・
・
・
・

ズダダ!!!!（着地失敗して膝を打ち付ける音）

Σ(俺ﾟдﾟ)な、ながいもーーーーーーー！！！
Σ(闇霊ﾟдﾟ)さくちゃああああああん！！！

いやホント叫んだで…
本人はちょっと膝打ったのと足首軽く捻ったの以外は平気そうでした。ホッ

長芋「イケると思ったが無理だった。今では反省している」

いやホント気を付けて下さい…


南部砲台跡にいたうさぎに餌をやりつつ、次は展望台を経由して中部砲台跡へ向かいます。
南部砲台跡のうさぎは警戒しつつも手渡しで食べてくれる感じでした。

大久野島探訪記その3兎へ続く！

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大久野島探訪その1兎

去る3月11日12日に広島県にある大久野島へTwitterのフォロワーであるさくたん（通称長芋）とわが子（通称闇霊）と行って参りました。
ここはSIREN2ステージのモデルの一つとされており、島内に夜見島砲台跡と掩蔽棲息部のモデルがあります。

とどのつまり……



THE 聖地巡礼


島の周囲4kmほどの本当に小さな島で、野生化した（野生化というは野良化したと言った方が近いかも？）うさぎが300羽もいるという小動物好きにはたまらん島でした。

そんなわけで、今回もレポの続きは折りたたんでおりますので、クリックしてお進み下さい。
ちなみに画像は、国内で一番高いらしい大鉄塔。大久野島に建ってます。

 

11日のこれでもか！ってほど朝早くに起床し、もそもそと支度をして大久野島を目指します。
今回使ったルートは、京都から新幹線のぞみで福山→山陽本線で三原まで→呉線で忠海へ→船で大久野島入り。という感じ。
大体京都から港のある忠海まで2時間半くらいでしょうか。思ったより近いのね(･ω･)


新幹線内にて。
指定3列をとったので、ゆったりまったり乗れました。
カフェイン中毒者なので、我慢できずに新幹線のコーヒーを購入。昔と違って新幹線のコーヒーも美味しいんだね…酸味のきつめなコーヒーかな？
豚威の皆様（左から宇土さん真場さん三市さん）も一緒。

新幹線から山陽本線の乗り換えはラクーに済み、在来線で揺られること30分弱

海見えた━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!
海無し内陸県住みにはもう海ってだけでテンションが上がるお！
( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟうーみ！
( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟうーみ！
↑闇霊とわし、まさにこんなテンション。一人眠そうな長芋。あれ？どっちが年上？

三原駅で呉線に乗り換えてまたしばらく揺られるんですが

見ろよ……これ…JRなんだぜ……？

なんと、JRなのに超絶ローカル。2両編成ワンマン運行。滋賀の田舎もびっくりです。うちんとこ最低でも4両あるよ！
更には行きに乗った電車は古いタイプなのか、何かバスみたいに整理券ボックスと両替機とか何か電車では見たこともないものがついてたよママン…怖いよママン…揺れるよ、すごく揺れるよママン…
途中の駅、フェンスすらないよ…ホームの後ろが畑でイケイケ（さえぎるものがなにもない様：方言）だよ…
こんな田舎だと無賃乗車なんてする人いないんだろうなぁ…。地元のローカル線（JRに非ず）でも無人駅はありますが、さすがに柵やフェンスもない駅はなかったぞ。穏やかで朗らかで長閑な場所なんでしょうねぇ。

そうこうしてる間に

忠海駅到着！ヾ('ヮ')ﾉ゛

すごく小さな駅で、ホームは一応二つあるのですが奥側（海側）のホームは一時停車の電車や特別車が停車する為のものらしく、平時は利用されてないらしい…。
読みは「ちゅうかい」でも「ただうみ」でもなく【ただのうみ】ちょっと珍しい読み方？
すごーく田舎の駅！という感じですがちゃんとICOCAの機械はあるというこのアンバランス加減がたまらん。
駅ホームにはすでにでかでかと大久野島に関する看板がありました。

ここから徒歩5分ほど歩いたところにあるのが本当に小さな港の忠海港。そこから大三島の大きなフェリーと、休暇村大久野島が所有する小さな客船が大久野島へ渡る唯一の手段です。
今回はフェリーの時間に間に合わないので、休暇村客船で渡島しまーす。


すでに港にて待機。

ホワイトフリッパーというかっこいい名前がついとります。
港についたくらいから雨がぽつぽつきましたが、すぐに乗り込めたのでよし。
この日と次の日は暖かくなるとの予報だったので、家族連れや日帰りで渡島するっぽい人がたくさんいました。
みなさんうさぎ目当てですねきっと。老夫婦が白菜3玉も担いでたりとかしたし
え？僕ですか？

人参3本
春菊2束
サラダ菜2束
キャベツ小玉1つ
しなびたミカン1つ
ブロッコリーの芯2個分
うさぎのペレット3.3kg×2(うち1つは旅行荷物と一緒にクロネコヤマトでブーン)

持っていきました(＾o＾)
重い！重いよ！！
あ、ちなみに人参とか硬めの野菜を刻めるような場所もないので、前日や当日島に向かうまでに刻んで持って行くのをおすすめします。
冬だったからビニール袋にごいっと突っ込みましたが、寒い時期以外は葉物は濡らした新聞紙に包んで持っていくとうさぎにあげる直前まで割とシャキっとしてるらしいですよ。参考までに。

大久野島は忠海駅や忠海港からも見えてるような近場にあるので、船も10分ほどしか乗りません。正直あっちゅー間。
しかし油断をしている長芋しゃこ闇霊に試練が……！















接岸の時めっちゃ揺れるオエーーーー（AA略



小さな客船なのでぐわんぐわん揺れる揺れる(笑)

俺「ちょ、まｗｗｗうぇｗｗｗ酔ったｗｗｗｗ」
※酔いやすい方は要注意です。

大久野島港から休暇村までは送迎バスが出ていますが、歩いて15分ほどな一本道なのでバスが混んでる時や天気がよくてうさぎがたくさん出てきてる時は歩きながら向かうのも良いかも。
僕らは山登り前に体力使いたくなくてバス乗りましたけどね！(´∀`)
バスの中では運転手さんが島の歴史とかうさぎのアレコレとか言ってくれるんですが、正直満席立ち乗りいっぱいでがやがやしてて聞こえんかｔｔ

5分程度で休暇村大久野島へ到着。大きい荷物はないのでそのまままずは腹ごしらえとばかりにレストランへ．．．(～･ω･)～ 【レストラン】
大久野島は朝晩はバイキングですが、昼は注文制です。でも繁忙期はミニバイキングとかもやってるのかな？
僕が行った時もタコバイキングやってました。タコ天とタコ飯とタコカレーとタコうどんだったかな？が食べ放題。
そこまでお腹も減ってなかったし、夕方のごちそうの為に軽めにとることとしましょう


参考までに2013年3月11日当時のメニュー。

潮彩定食魅力的だったけど…タコうどん定食に。あと一品でじゃこカツも注文。

じゃん。

タコ飯ちょうおいしかったです(＾ｑ＾)
タコ香り揚げの入ったタコうどんも、タコが硬くなくおだしも関西の黄色でもりもりいけました。
闇霊とはんぶんこしながらじゃこカツもぺろりと。
じゃこカツはじゃこ（しらす）と魚介を練り合した生地を揚げたやつでした。味付けがちょっと濃いめで子供大好きっぽい味。これは朝食や夕食でも大抵いただけるのでみなさん是非ご賞味してください。ｳﾏｲﾖ!!


案外長くなっちゃったので、島探訪は次に回しますねー。

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【陸自】今津駐屯地創立59周年記念行事その2

今津駐屯地レポ第二弾です。日が空いてしまって申し訳ない。

趣味のあれこれに走りまくっていた。本当にすまない。

 

さて、今年の今津駐屯地、観閲式は10:15～11:20だったんですが、場所も取れていないしやたら長ったらしい演説があるだけなので、パスしてました。訓練展示は11:40～12:10

 

 

 

おい、やたら短いな

 

 

 

でもまぁ、どこもそんな感じなのでしょうね。観閲式がやたらめったら長いのも最早仕様か･･･

実際訓練展示見てみましたがやっぱり体感時間は短いです。あっちゅー間。

それでも迫力あるし、楽しいので全然構わないんですけども。

航空科のある駐屯地の訓練展示も見てみたくなりますね。あっちはヘリがたくさん出るんでしょうし。来年行くか･･･。

 

さて、そんなわけで今回もこゆい内容は続きにて。

忍者ブログの仕様が変わったので、広告の下にある続きへのリンクをクリックしてお進み下さいませ。

そういえば写真は撮り忘れたんですが、ちびっこ広場なるものがありまして。

多分どこの駐屯地でもそういうものがあるんでしょうが(ミリオタな親が遊んでる間子供はここで遊ばせられるので)大きなエアー滑り台が3つでした。戦車スタイルとライオン？とあと一つなんだっけ･･･。

ここの担当は若手の隊員さんらしく(面倒な仕事＆大変な仕事は若手に回るだよね･･･どこの社会でも)若くてまぁまぁイケメソな隊員さんが子供相手に辟易しておりました(笑)

一番小さい滑り台に息子さんもチャレンジしてみたんですが、親は同伴で登れない為、隊員さんが下から押してくれる→頂上にいるもう一人の隊員さんがタイミングを見計らって合図を出す。な感じだった為、ビビリまくった息子さんは滑り台大好きにも関わらず「もうしない･･･」と一回で止めてしまいました(笑)

隊員さんが「がんばれがんばれ！」って言いながらお尻押してくれてたんですが、そんな隊員さんのケツにタッチしたかったなどと

 

そして滑り終わったのでちょっと早いけどもう訓練展示のところへ行こうかと息子さんとしゃべっていたところへ響いてくるギャン泣きの声。

 

ええ、迷子です。迷子。

 

大きなイベントではつき物ですよね。子供が熱中してはぐれるのか。それともこういうところの場合親がハッスルしすぎて子供を忘れていくのか･･･。

息子さんより少し大きい子･･･3,4歳くらいかなぁ？の女の子が「おかあさーん！おかあさぁああああん！！」って泣いてましたとも。

そこへ駆け寄る若手隊員。

おっ･･･。と見守ってみたところ

 

 

｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡オロオロ(´･ω･`≡´･ω･`)オロオロ

 

 

こんな図になってました。

そりゃあね、つい最近まで高校or大学に行ってたようなわけぇのに子供の扱いがわかるわけないよな。うん。

本当にオロオロしてました。訓練では眼光びしっと統制取れた動きをするであろう自衛官が。本当に(´･ω･`)←こんな顔で。ちくしょう可愛いじゃねーか(隊員が)

どうするんかなー大丈夫かなー助言した方がいいかなーなんて見守っていたらうちの息子さんが「おねえちゃんなんで泣いてるん？(´･ω･`)」って聞いてきたので「迷子だからよー。お母さんがいないんだってー」と説明しておったところ、どうやら息子さんの「おねえちゃん」の単語だけ聞き取ったらしい(´･ω･`)な隊員さんが

 

「おかあさんですか！？(´･ω･`)」

 

としょぼん顔のまま聞いてきてオイラ(´ﾟДﾟ`)息子(ﾟДﾟ)

違いますって。親だったら苦笑いで見守らないでさっさと迎えにいっとるよ･･･。ヾﾉ(´Д`)＜違います。とだけ伝えたらがっくし肩を落としてやっぱり オロオロ(´･ω･`≡´･ω･`)オロオロ しておりました。

その間も泣き続ける幼女。腕を目いっぱい伸ばしてかっこいいお兄さんに抱っこをせがむ幼女。しかし、お兄さんいっぱいいっぱいで気づいてないよ。さっさと総合案内つれてってあげてよー。

あの子無事にお母さんと合流できたんだろうか･･･。

 

そういえば、訓練展示の前に息子さんのオムツ交換しようと思ってトイレに向かったんですが、そのトイレのある建物前ではおじさん隊員さんが泣きすぎて目が真っ赤な別の女の子を片手で抱っこしてキョロキョロしておりました。迷子かなこの子も。

おじさん隊員さんは子供か孫がいるみたいで扱いに慣れた様子で「ママまだ来ないから中入っとこっか＾＾」とか声かけながら中に引っ込んでいきました。萌え。イケメソ見習えこれが迷子の対応だ。

 

まあ、トイレはバリアフリーな障害者用のものが近くになかったので結局遠くの授乳室(用にあてがわれた医務室)に行きましたけど。ここも隊員さんが一人で守り番しててやたら優しく出迎えられました。寂しかったの？(笑)

 

俺「あのー、総合案内いったらオムツはここで替えるよろし言われたんですがー･･･」

隊員「あ！じゃあもうこの部屋好きに使って下さい！どうぞ！どうぞ！！(ドア開けてエスコート)」

 

すごい綺麗で立派な医務室(学校の保健室みたいな感じ。ベッドが4つあった)に案内されてさすがにベッド使わせて頂くのは恐縮して側にあった長いすで替えたよね。

そういえば医務室前の待合みたいなとこにオードブル並べてあって蓋してあったけど、あれここの守り番の方のご飯とかちょっとつまみ用だったのかな･･･。お疲れ様です。

 

そして無事オムツも替えて準備万端になったところでいざ訓練展示会場へ！

ちょうど訓練展示時間！遠いけど見通しのいい場所確保！周りに子連れ確認！(子連れの多い場所じゃないと子供が泣いた場合苦情入らないか心配だったので)

訓練展示開始時間でしたが、圧してたようでまだ音楽家のマーチング演奏とチアリーディングやっておりました。

そんな最中、綺麗な音楽に魅了されてすやすやと寝だす息子さん。

 

 

ちょ、おまｗｗｗこれからが本番だろｗｗｗｗｗｗ

 

 

右肩に1.5kg(推定)の荷物。首からデジカメ。左腕で息子さんを抱え込み、左肩は息子さんの枕状態。

ヤバイ･･･明日地獄の筋肉痛フラグがここで確立した。

そんなことを考えながらひたすらデジカメ光学8倍ズームをフル活用して写真を撮りまくっておりました。母は強し。

 

音楽隊の演奏。

大分遠かったので殆ど音楽は聞き取れず。

 

訓練前に放水車で水を撒いてます。相当土ぼこりが立つから少しでも予防しようってことかな？

 

そんなこんなで訓練展示開始。

一応放送で何を模してやるのか、どういう状況なのかを説明してくれるんですが、反響しまくって何も聞き取れませんでした。多分立てこもったテロリストのところへ突入する的な感じだったかと。

 

伝令係かな？ジープでガガッと乗り付けております。これ実際訓練場の向こう岸でのやり取りなので米粒ほどの大きさでした。

 

伝令係がジープで去った後すぐにやってきた高機動車。ちなみに愛称は疾風(はやて)略称はHMVです。

普通は後ろに幌が張ってあるんですけど、これは荷物乗せてますね。それも多分放送されたけど何も聞こえず。訓練場をUターンして出てきた方へ戻っていきました。

 

そうするとヘリのプロペラ音が遠くから迫ってき、辛うじて聞き取れた放送では「左前方をご覧下さい！」とか言いだす。あ、でもそれは来賓席から見て左前方なので、僕からは右前方です。

段々と音が大きくなり、今までに聞いたことないくらいの音量に。

そして見えたのが

 

( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟUH-1　( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟUH-1

1Hの方なのか1Jの方なのかわかりませんが、陸自主要ヘリのUH-1であることは間違いないですね。ちなみに1Jの方はヒューイやイロコイの愛称があります。まぁ、1Hもそう呼ばれたりしてるみたいですが。

ヘリ好きの息子さんを揺すって背中を軽く叩いて「おい！お前の好きなヘリきたぞ！おい！」とか呼びかけてみましたが絶賛爆睡中(´∀`；)ﾀﾞﾒﾀﾞｺﾘｬ

 

そうすると隊員が降下するらしく、ロープをしゅるしゅると下ろしていくヘリ。

緊張の一瞬･･･果たして初めてで上手く降下の瞬間をカメラに収められるのか！？生で見たい衝動に耐えながらひたすらカメラを構え･･･

 

ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!

一回目の降下は撮り逃がしましたが、二回目で降下する隊員さんを無事撮影！

降下した隊員はすぐに奥に引っ込んでいきました(笑)

 

偵察用バイクに跨った隊員さんが敵地帯へ文字通り偵察へきた模様。アクロバット走行とかはなかった。しょぼん。

ここまで結構間を空けずにひっきりなしにやってきては引っ込みを繰り返してます。まあ、ショーだしな。

 

96式装輪装甲車も出てきました。

 

軽装甲機動車はぐるんと僕らがいる外野側までやってきて綺麗な高速Uターンで見せ付けてくれました。かっけー！(ﾟ∀ﾟ)

 

そうして登場したのは3･1/2tトラック･･･によく似た中砲けん引車。

つまりはこいつ･･･

 

ドーン。

155mmりゅう弾砲を引いていたのでした。愛称はサンダーストーン。略称はFH-70です。相当でかいですよ。けん引車が大型トラックくらい･･･と言うと大きさが少しはわかりますでしょうか。

これを訓練所の隅の隅で展開させ、隊員さん達が発砲の準備をします。

放送では何度も大きな音が出ますご注意ください。と注意喚起をしております。

空砲を撃つ場合とてつもなく大きな音がする為、旗持ちの隊員さんがいるんですが、その方が白旗をあげると空砲が鳴る合図なのですが･･･あ、赤旗だったかな？まあいいや。旗を上げると空砲発射されるのよ。

緊張の一瞬･･･旗が上がった瞬間から耳を塞ぐ人もいる中、とにかくカメラを向け続ける僕その他。

ここでただの一般観客と軍オタが分かれますね。むしろ強制的に二分されてますね。

 

発射！の声と共に耳を劈く轟音。ボフンともゴウンともつかない音が。

 

りゅう弾砲から発射された様子。音がする前に火花が少し見えました。まあ、勿論撮れなかったけどね。

 

そうしてりゅう弾砲の奥からやってきたのは･･･

 

我らが74たん！おいおっさん邪魔だ！

出てきてすぐに発砲しました。それはもうりゅう弾砲とは比べ物にならないほど大きい音。形容なんて出来ない感じです。ズガボフン！みたいな。いや、文字にすると間抜けですけど。実際はビリビリくるほどの音ですよ。

そして音が鳴ってから数秒後に響くのは

 

うわああぁああん｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

ああーんんん｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

ひああああああああああΣ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)

 

という子供達の叫び声＆泣き声。これもまあ、駐屯地祭りの醍醐味。

僕のすぐ後ろの一家にも息子さんと同じくらいの男の子が抱っこされてたんですが、(･ω･)？ときょとん顔。大物だ･･･。なんて思ってたら、またズガボウン！と響く戦車空砲の音。

 

(･ω･)！？･･････Σ(ﾟДﾟ；)！･･････うわあぁああああん｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

 

やっぱり泣いちゃってました。よしよし怖かったよねー、と言いながらあやすご夫妻。にこやかに微笑みながら見守る軍オタと一般観客。

 

 

 

 

空砲鳴り響く中爆睡し続ける我が息子さん

 

 

 

 

居たよすぐ側に大物が。

「ちょ、あの子起きひんｗｗｗちょｗｗｗ寝てるｗｗｗ空砲の中ｗｗｗｗｗｗ」

という軍オタおじいさんの爆笑を誘い、周囲の視線が息子さんに集中し、周囲も爆笑し始めました･･･んですけど･･･(：D)|￣|＿＜どんだけやねんこの息子

空砲鳴ると一応ビクッ！とはするんですが、起きません。どんな神経してるんだ･･･。

 

そんな中どんどん敵陣地へ進む戦車軍団。しゃちほこも獅子もいる中･･･

 

こっそり後ろからついていく軽装甲機動車。お前はコバンザメか？スネオか？

しかも時々乾いた小さな音をパパパン！と立ててたので、生意気にも戦車の後ろに隠れながら発砲していたようです。いや、これも戦略なんでしょうけど、何かもう大きい戦車の後ろにいたらな、何かもう可愛いよな。

 

白煙立ち込める中、戦車が敵陣地に乗り込み、勝利。

目の前での空砲は本当に大きな火花が砲の先から出てるのを見れて満足満足。写真に撮るのは相当技術と慣れが必要ですね。また今度頑張ろう。

 

敵陣側の隊員さんたち。

一番大きなお仕事が終わってほっとした表情されてました。お疲れさん。

 

 

さて、次回で多分今津駐屯地レポは終わりかな？

次回は近日公開！戦車試乗と装備展示の続きです(ﾉｼ`･ω･´)ﾉｼ

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【陸自】今津駐屯地創立59周年記念行事その1

去る10月9日に今津駐屯地創立59周年記念行事が行われたので、うちの息子さんと朝の早くから行って参りました。
何気に所謂「駐屯地祭り」と呼ばれるものは初参加だったりします。
とにかく装備を固めていかなきゃ！と必要と思われるものを詰め込んでいった結果、10kgオーバーの息子さんを左手に担ぎ、右肩に重い鞄という図になってしまいました＼(↑o↑)／ｶﾞﾝﾊﾞｯﾀ
それでもそれで朝の9時前から終了時間の1時間前まで延々歩いたのだから萌えとラブの力は偉大だと思いましたね(笑)

それでは今回もやたら長い上に写真もたっぷりなので折りたたみますね。
続きはクリックしてお進み下さい(`･ω･´)
 

今津駐屯地は滋賀県高島市に位置する第3師団と第10師団二つの師団の部隊がそれぞれ駐屯する混合駐屯地で全国的にも大変珍しい駐屯地です。ウィキペディア先生によると玖珠駐屯地がそうらしいですがそれ以外にはないのかな？
更には山中にある駐屯地の為(これは所属部隊の兼ね合いとか土地の問題で山中に作るべき駐屯地だから仕方ないんでしょうが)、以前は丘上に第1営舎、麓の町中に第2営舎があったそうです。不便ですよね絶対･･･(苦笑)
主な部隊は第3師団の第3戦車大隊と第10師団の第10戦車大隊。駐屯地司令は第3戦車大隊長が兼務なさっております(平成23年度10月現在)
ちなみに最寄演習場は饗庭野演習場ですが、ここは関西圏の演習場で一番大きいのだそう。駐屯地付近の山一帯がそうなんだとか。昔の新人隊員(前期教育隊員)は麓の道を通ってこの饗庭野演習場で訓練をつんだそうですね。
今でもそうなんでしょうか？まあ、大津駐屯地から一番近いからそうなのかな･･･？
饗庭野演習場スケジュールは毎月どこかの部隊の演習で必ずと言っていいほど埋まっております。

さて、そんな今津駐屯地までは電車移動ののち駐屯地まで出てる無料シャトルバスに乗っていきます。
この日の為に朝6時起きをして1時間ほど電車に揺られ、降り立った麓の近江今津駅。ちなみに時刻は午前8時35分頃となっております。
30分前くらいからシャトルバス待ちすればまぁ、大丈夫だろう･･･と駅から出て最初に目撃したのが




長蛇の列




最前列に見えるは「今津駐屯地創立59周年記念行事シャトルバス最前列」の看板
俺「･･･マジか･･････」
そうして長い戦いが始まるのだった(始まりません)
そうこうしてる間にも後ろから軍オタさんがわんさか降り立ってきてたので、慌てて列に並びました。前のおじさんが全身陸自迷彩に染まってて、鞄もウエストポーチも何もかも迷彩で目を惹く目を惹く。さすがに僕は普通の動きやすい格好です(笑)でもシザーバッグにはウッドランド模様の特殊豚威「宇土」さんと9mm実弾のキーホルダーついてるあたりやっぱりプチ軍オタですけど(笑)
9時開場らしく、5分前くらいからシャトルバスが動くようだったので、20分ほど息子さんとおしゃべりしつつやってきたシャトルバスに乗り込み今津駐屯地を目指します。
ちなみにシャトルバス3台目くらいに乗れたんですが、全身陸自迷彩のおじさんが一番乗りの位置にいらしたんですが、笑顔で「先にどうぞ＾＾」って言って下さってありがたく乗車させていただきました。
ああいうイベントごとでも他者に気遣いできるオタクでいたいものです。おじさんありがとう。こんな腐女子満載のブログなんて見てないだろうけど。
シャトルバス･･･借り物かと思ったらちゃんと陸自の持ち物なんですね。天井に「濡れた雨具・装備のままの乗車禁止！！」って紙が貼ってありました(笑)

今津駐屯地に行くまでに分かれ道があるのですが、そこに通信機背負った隊員さんが立っていらっしゃいました。車が通る度に笑顔で敬礼。
あんなところで延々一人で立つお仕事･･･心折れそうです僕なら。どうせなら駐屯地内の交通整備のがいいです。お疲れ様です。

そんなこんなで今津駐屯地へ到着。
バス停まで行くはずが詰まっているからとかで、途中で降ろされました(苦笑)
下りた途端に走る軍オタ。わけもわからずついて走っていく同行者･･･。多分訓練展示の為の席取りですよね。頑張って。
訓練展示は見れたらいいやー程度だったので僕は予めメモしてきた地図をみながら、戦車試乗の為の整理券を受け取りに装備品展示会場へ。かなりの枚数を用意されていたようなので、余裕でゲット出来ました。第一部12:30～1:00の試乗の様子。
幼児は乗れないって書いてありましたが同伴ならおｋだそうだよ。どういう基準なのだろう。

無事整理券も貰えたので、訓練展示が始まるまでの時間(3時間以上ありましたがｗ)は装備展示見たり出店で食べたりで潰しました。

以下、訓練展示が始まる前からいた展示の装備達。



74式戦車。
ペイントされたエンブレムが獅子なのでこれは第3戦車大隊の持ち物ですね。
74式戦車の詳しい説明は前回の大津駐屯地開放レポでお伝えしましたが、まあ要するに今の陸自の主要戦車です。
10式が開発されたので順次引退していくでしょうが、61式が全車引退するまで相当年月かかったので、まだまだ74式も見れることでしょう。
この丸と四角が同居したようなフォルムがたまらん。
･･･今、すぐ上で詳しい説明は大津駐屯地開放レポで書いたって言ったけど全然詳しくなかった。萌えしか語ってなかった。ごめん。



96式装輪装甲車
公募した愛称はクーガーらしいですが、隊員さんは96式とかWAPCって呼ぶようです。こちらはエンブレムがしゃちほこなので第10戦車大隊の持ち物でしょう。
作戦機動や戦場での人員輸送などが主な目的。上部についてるのは40mm自動てき弾銃だと思われます。他に12.7mm重機関銃も装備できるそうですよ。パパパパパーン
こう見えて機動力あるので最高時速は100kmです。戦場をビュンビュン走るわけですね。そんな事態になってほしくないですが。



軽装甲機動車
愛称はライトアーマー。略称はLAVです。
こやつも96式と同じく戦場機動します。戦略機動もするとかどうとか。まあ、びゅんっとちょっと偵察したり、戦車とかの重装備の後ろからついてってパパパンとしたりします。多分。
天井部分はパカッと開いて(写真でも開いておりますね)ここから隊員さんが顔を覗かせたり、5.56mm機関銃(MINIMI)を車載して射撃することも出来ます。ほらSIRENクラスタの奥さん！MINIMI装備できるんですよ！この車！
ちなみに今トミカで販売している自衛隊ミニカーはこいつです。息子さん持ってます。･･･僕も持ってます。



無人偵察機システム
これ多分陸自公式HPの遠隔操縦観測システムと同じものですよね？
平成21年度から今津駐屯地にも無人偵察隊が出来たそうで(厳密には中部方面情報隊隷下無人偵察隊)展示されているようです。
ちょっと大きいラジコンみたいで何か可愛らしい。
遠方海域から潜入するゲリラとかの敵を偵察したり、空中からの捜索等災害時の情報収集にも使われるそうです。
下についたカメラ部分でウインウインするわけですね。ウインウインとか言うと卑猥ですよね。僕だけですかそうですか。



発射機
ミサイルを発射する為の物です。JM902だとか･･･陸自公式には載ってないんですが、所謂対弾道ミサイルとも言われているペトリオットミサイルなどを発射させる物･･･らしいです。
このJM902はペトリオットミサイルPAC-3だけでなく既存のミサイルも発射できるよう互換性があるよう改良されたもの。首都や大都市防空の最新鋭といったところでしょうか。正直これで本当に弾道ミサイルを撃ち落とせるのかは議論を醸してるようですが。
相当でかいです。天高く聳え立ちます。ちなみに文字は「Japan Air Self Defence Force 4th ADMG 12th Fire Sq “ AIBANO”」とあります。
ところで座ってる隊員さん人気なさそうな装備だけど頑張れ。


今のところは以上でした。看板だけ立っている展示スペースがあったので、これからどっかの施設とかから運ばれてくるのでしょう。訓練展示終わったらまた増えてるかな？
散々見て回ったので、次は厚生センターへ。ここではお土産や陸自装備のPX品等が購入できます。
|ω･´)コソコソ･･･と厚生センターへ行ってみたら




いるわいるわ軍オタ集団




みんなPX品目当てですね、わかります。
装備や需品のコーナーは所狭しと軍オタさん達がいらっしゃいました。ちょっと装備気になるけど、こういうところで買うとえらい高いので僕はネット通販もしくは軍オタさん出品の中古品愛用者です。近くに陸自取り扱いのあるミリタリショップがないんですもの(´･ω･`)
普通の食品やらジュースを買いにきた人もそれなりにいましたが、まあオタクをかきわけかきわけが大変そうでした(苦笑)
僕はささっとお土産だけ購入して立ち去りましたよ。今津駐屯地は広めだけど品数はそこまでよろしくないそうなので。大津駐屯地が素晴らしいとかどうとか･･･来年まで我慢かな。ミリ飯とか気になったけどね(笑)

厚生センターのすぐ側が出店なのでその足で一通り見て回ったところ、どうやら一般出展の間間に隊員さんのお店がある様子。
今津駐屯地今年の隊員さん出店は揚げたこ焼きと焼きそば、フライドポテト、缶ジュース、わたあめでした。みんなジャー戦(戦闘服＋ジャージ)っていうかジャージジャージ(上下ジャージインナーだけODTシャツ)で頑張ってらっしゃいましたよ。
息子さんが買ってかって！ってせがむのでカキ氷と自分用のサイダーを購入して、持ってきたおにぎりでちょっと早めのお昼ご飯。
生ビールのお店があって･･･10月だというのに日向だと長袖では暑いくらいだったから･･･呑みたかったなどと･･･などと･･･くっ！

アドベリーサイダーで我慢です。
アドベリーは今津周辺にある安曇川というところで栽培されたボイズンベリーのブランド名です。
折角今津まできたんだからね、飲まなきゃね！息子さんのカキ氷もアドベリーシロップです。甘酸っぱくて美味しいかな。
お腹も満たしたところで、いざ次のレポは訓練展示！
まあ、まだまだ時間あったのでうろついたりしましたが(苦笑)


つづく

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大津駐屯地一般開放

08/08に「びわ湖大花火大会」開催に併せて一般開放される大津駐屯地へ2歳半の息子さんと共に潜入してきました。
特に何かイベントをやるわけでもなく(自衛隊の方々には一般開放ってだけで相当なイベントでしょうけど、言葉のあやってことで)一部区域が立ち入り可能になるだけなので初レポには持ってこいじゃないかと思い立ったがなかなか上手くレポできないこの悲惨さ＼(＾o＾)／
夜に一般開放されることって納涼祭くらいしかないでしょうから、なかなか珍しい自衛官さんの姿を見れたりしました。詳しい内容は本文で語りますｗ

大津駐屯地は滋賀県に所在する結構それなりに重要な駐屯地です。
第三師団の新人教育を一手に担ってる感じですね。つまり、教育大隊が駐屯地部隊にあります。あと陸曹教育隊も。
駐屯地では女性隊員(WAC)の営舎もあり、また受け入れもしている割と有名･･･有名なんだろうか？多分有名な駐屯地です。初心者向け自衛隊ルポやエッセイでそれなりに出てきたりします。何故なんでしょうね？ｗ

さて、そんな大津駐屯地の一般開放イベントは事前に広報室へ電話問い合わせをして開催決定しているのを知っているので息子さんとえっちらおっちら行って参りました。
JR使っても地方ローカル電車使っても駅から歩くので、猛暑日の8月8日に自分の荷物＋息子さんの荷物＋10kg超えの息子さん抱っこで歩くのは結構しんどかったですけどｗ
「自衛隊の訓練はこんなもんじゃねえ！」とか意味のわからない気合を入れて歩いて20分。
大津駐屯地に到着しました。


自衛隊車両達。OD色が夏の陽射しに眩しいぜっ！白いのも黒いのもいるけどもｗ

「自衛隊ブーブ！自衛隊ブーブ！！」と大はしゃぎする息子さんを尻目に正門目指します。
正門に到着したら、丁度数人の自衛官さんらが正門前でなにやらやってらっしゃいました。
カメラ携え正門前に設置された一般開放に向けた案内板を撮影するWACさん。となにやら指示をしているおじさま自衛官さん(自衛官さんらの人数的にこの人班長でしょうかね？小隊ってほどの人数でもなかったし･･･)そして数人の男性自衛官さん(若手)
近づいてみると、何か全員から(ﾟДﾟ)･･･(ﾟ´Дﾟ)･･･(ﾟДﾟ`)って感じの顔されました。何故･･･？
こちらも(･´ω･)？こんな顔を返して案内板を見てみたところ･･･

「大津駐屯地一般開放日8月8日　開放時間18時半～21時半」

と書かれていました。




そりゃ怪訝な顔もされるわ！！




ちょっと泣きそう。まだ4時過ぎだったもの･･･。
なるべく平静を装いつつ、案内板を覗き込んでいると、件のおじさま隊員さんが近づいてらっしゃいました。
おじさま「花火、見にこられますか？6時半からですけどもー」
オイラ　「え、あ、ちょっと来ようかなーって。この子(と自分)が自衛隊大好きなので･･･」
おじさま「へぇ、それはそれは＾＾　一応ね、芝生の方から浜の方まで開放してますけど、あそこは建物が邪魔で綺麗に見えないんですよ。･･･でね、あそこの建物とあっちの丸い建物の間あるでしょ、あそこをちょっと行ったところがね、実は絶景なんですよ」
オイラ　「へええ～･･･」
おじさま「もし来られるなら、あそこがいいですよ。ふふ、これは内緒なんですけどね」


おじさま･･･素敵。

「ふふ、内緒なんですけどね」に胸をズキュンと89式でやられた気がしました(ﾉ´∀`*)いや、普通科連隊じゃないから64式か(割とどうでもいい)
名前と階級、確認できなかったのが残念でした。くそ･･･

そんなこんなでまだ時間があったので近くのイオンで息子さんとまったり休憩。花火に向けて英気を養います。
カフェイン切れるとあれなので、コーヒーショップでカフェイン摂取しつつ(僕は結構なカフェイン中毒者です)
ひとやさんまる(18時30分)再び大津駐屯地へっ

続々と一般人が門をくぐっていく中それに便乗しようとしていると

「･･･あっ！」

と呼び止めるような声が。
とりあえず声のした方を見てみると


まさかのおじさま隊員さんΣ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)


今度はすっかり常装(迷彩服とは違う制服のようなもの。詳しくはグーグル先生に頼ってネ)を着込んでらっしゃって一瞬誰だかわかんなかったよ。常装の中年自衛官ﾊｧﾊｧ
あ、だめ、変態がバレる＼(＾o＾)／

おじさま「来られたんですねー＾＾」
オイラ　「あ、はい。息子も花火みたいって言ったんでへへっ」
おじさま「さっきも言いましたけど、あそこの建物の間ですから。ごゆっくりどうぞ！＾＾」

なんて会話をしつつ、花火開催まで時間があったので立ち入り可能範囲を見て回りました。
とは言っても正門から伸びる道路を突き当りまでと、右手にずっと広がる芝生の一部分、湖岸までの間だけでした。
京都よりの端っこ、芝生の果てに自衛隊ヘリが展示してあるので見たかったんですが、そこは立ち入り禁止区域でした。チッ･･･
とりあえずそれとは別にある展示車両の場所へえっちらおっちら。

ちょっと日が落ちてきてるので、写真の写りが悪くなりますがご了承をば。


61式戦車。多分愛称は「ロクイチ」

初めて開発された国産戦車で、戦後第一世代にあたるらしいです。
この子の後継が74式なわけですが、74式が主流になってからもぼちぼち活動し、なんと2000年まで現役だったとかどうとか。2000年に全車が退役したそうで･･･お疲れ様でした。どうでもいいけど「たいえき」って打ったら「体液」が第一候補に出る我がパソコンェ･･･
丸いフォルムと小さい車体が可愛らしいですね。子供の頃思い描いたり、映画やテレビで見た「戦車」って言えばこういうのだったような気がしますっていうと年がばれます。
ウィキペディア先生によると、当時は鉄道輸送が主流で、それを考慮して車体が小さいらしいですね。
あと、映画にこの戦車使いタイヨー！って当時の防衛庁に申請されたそうなんですが、許可が下りなかった為に、実物大のレプリカを製作したそうです。
そのレプリカは未だ現役で映画やドラマに使用されているそうです。ミリオタの間では「戦国61式」って呼ばれてるとか･･･(使われた映画が1979年の「戦国自衛隊」だったからだとか)
ありがとうウィキペディア先生。こんなにも情報が･･･


74式戦車。愛称は「ナナヨン」

第二世代にあたる主力戦車さん。第三世代の90式戦車は北海道や一部教育隊にしかいないので、今まではずっと主力として頑張ってきたナナヨンさん。
四国にある駐屯地の駐屯地祭に出動する時は瀬戸大橋を渡ってトレーラー輸送されていくナナヨンさん。
東日本大震災ではがれき撤去の為にストレートドーザを装着して頑張ろうとしたナナヨンさん。
でも、すぐにリモコン式ブルドーザーが投入され、結局なんの作業も出来ないまま撤退したナナヨンさん･･･。
そんな74式さんですが、10式戦車が出てきた今、そろそろ本当の世代交代のようですね。寂しい限りです。
ほかにも戦闘機とかいたんですが、本当に外が暗くなってきて画質が悪いので割愛；


何かリアカーが並べてありました。建物の裏側に。何に使うんだろ？

この展示戦車のすぐ側に案内所という名の本部がありまして。
通信機器片手に指示だしてる方とか、本当に一般人に案内してる方とか、後ろで休憩してる方とかいらっしゃったんですが、何故か息子さんが大人気でしたｗ

息子さん「･･････パトカーのおっちゃん？」
オイラ　　「Σ(´∀`；)ここにはパトカーのおっちゃんはいないのよ。じえーたいのおっちゃんよ」
息子さん「･･････じえーたい？じえーたいおっちゃん！」
自衛官ズ「･････････(´∀`；)(笑)」
通信手さん「･･････やぁ(･∀･)ﾉ」
息子さん「･･････Σ(･ω･)」
オイラ　　「こんばんは、はー？」
息子さん「･･････こんばんわぁ･･･」
通信手さん「･･････かわええなぁ(´ω`*)」
オイラ　　「ほら、じえーたいのおっちゃんお仕事頑張ってるから、頑張れーは？」
息子さん「おっちゃんお仕事がんばれぇ～(･∀･)」
通信手さん「ありがとなああぁ(ﾟ∀ﾟ*)」

通信手さん、もしかしたら同じ頃のお子さんがいらっしゃったのかもしれませんね。
すごく嬉しそうな顔してらっしゃいましたｗよかったな、息子。優しいおっちゃんでｗｗ

そうこうしてる間にいい時間になったので、教えてもらった穴場スポットへ。
すでに結構な人が穴場スポットにもいらっしゃいました。
みんなビニールシートにクーラーボックス、手にはビールとつまみ･･･用意いいな！
来年は我が家もビニールシートに虫除け持参で参加しましょうかね。行くかどうか未定ですけども。

さて、肝心の花火はというと開始してものの30分で息子さんが「もう帰る」とか言い出したせいで一番綺麗なメインを見ることは出来ませんでしたｗ
プロローグの東日本大震災追悼花火だけ見た感じです。しっとり花火も良いですけどねぇ、どうせならもっとがっつり見たかったぜ･･･

で、帰るーと言い出す息子さん抱いてふと隣を見るとそこには若手自衛官さんズその数20名弱。
数にもビビりますが全員がジャージ＋戦闘服の通称ジャー戦。手にはビニール袋もしくは手提げ





Oh,風呂帰り



よく見るとあっちにもジャー戦こっちにもジャー戦。
WACもジャー戦。イケメンさんもジャー戦。
常装の幹部さんや警備の戦闘服自衛官さんに混じってジャー戦ジャー戦ジャー戦

ジャー戦自衛官さんってあんまり見る機会ないらしいんですけどね、納涼祭やってる駐屯地はそれなりに見るらしいですが、それでも大多数の自衛官さんが出店やら何やらに駆り出されてるんでしょうし、こんなにもジャー戦まみれな駐屯地を垣間見るなんてある意味レアな体験なのかもしれませんｗｗｗ
ありがたみがないほどジャー戦だらけでしたけどｗｗｗ
そんな若手自衛官さんらもあれなんですよね、時期的に陸曹教育生さんもしくは即応予備自衛官さん
将来を担う方々があっちでジャー戦こっちでジャー戦･･･
そうだね、花火綺麗だものね･･･思わず見ちゃうよね･･･うんうん
真っ暗な中ふと見やった隣に十数名のジャー戦とかビビりますけどね。
陸曹教育隊舎のおトイレ借りたんですけど、ふと反対側の廊下を見たらやっぱりジャー戦隊員さんでした。
最早萌えとか通り越してこう、温かい目線で見守りました。
そういえば常装ベレー帽のWACさんが美人で服も似合ってて密かにﾊｧﾊｧしたの思い出しましたﾊｧﾊｧ
陸自の常装好きですﾊｧﾊｧ急にすいませんどうしても主張したくなりましたﾊｧﾊｧ

で、大きな花火がポンポン上がってる佳境っぽい最中に正門目指すオイラ＋息子さん。
やっぱり呼び止めるおじさま隊員さん。
ちょっと語ってきました色々と。おしゃべり好きなんだね、おじさま･･･
駐屯地祭り、来年はやるからおいでねー、とか。もうちょっと見ていけばいいのにー、とか。
まあ、その話の過程でパソコンの壁紙がチヌークだというのがバレてドン引かれましたけどミリオタ女乙＼(↑o↑)／
格好がマキシワンピ＋カンカン帽だったから余計にですよね中身はどう見てもミリオタ腐女子です本当にありがとうございました。

初めて駐屯地を訪れましたが皆さん気さくで笑顔も溢れており、とても好印象でした。ジャー戦も見れたしな
月曜日だったので通常訓練の後のお仕事だったでしょうに、皆さん頑張っておられて心の中でエールを送り続けておりました(建物の影で携帯いじったり喫煙所で煙草吸ってる方もおられましたけどｗ)
大津駐屯地の創立記念行事は5月末なので、また息子さんと行こうと思った夏の夜でした。

ちなみに余談ですがこの日割と大荷物(自分と息子さんの荷物+10kgの息子さん抱っこ)で10kmほど歩いていました万歩計によると。ランナーズハイになってたのか、全く疲れませんでした。汗噴きだしてたけど。
予備自衛官補の25km行進、僕なら出来るんじゃね？とか思いながら帰路についたとさ。

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